同棲 その4

土日は私のバイトが休みなので ずっと2人で過ごせて 何の不満もありません。 私は 好きな人と ずっと一緒に居たいのです。 出来ることなら トイレもついて行きたいくらいです。 これもきっと 異常でしょうね。 やっちゃんは 図書館からよく本を借りていて 一度 「今日返却しなきゃいけないから 後少しで読... 続きをみる

同棲 その3

やっちゃんは 仕事を探しているようでしたが 私はそれについても 何も言わず聞かずでした。 私のマンションは やっちゃんと働いていた お店のすぐ近くです。 やっちゃんの部下に ハラグチくんというスタッフがいて 2人は信頼できる関係で ハラグチくんの仕事が終わってから たまに会っていたようです。 ある... 続きをみる

同棲 その2

やっちゃんは 朝9時からパソコンにむかい FXの取引？？を 始めます。 私は モーニングに入る日は早いですが 通常は10時から18時までの 勤務。 イワべさんの店のスタイルとして 仕事から上がって 着替えて お店の一応お客様用の席 1番シートで （1番見晴らしが良い） 生ビールを飲んで帰ります。 ... 続きをみる

同棲 その1

やっちゃんは FXで 生計を立てていたよう です。 私は投資や株などは さっぱりわかりません。 興味もありません。 元金50万円だけと言っていました。 私は やっちゃんは 馬鹿じゃないと信用して いるので 一切口出しはしません。 私の住居は 分譲マンションで家賃は 必要ありません。 光熱費、食費等... 続きをみる

再会 その5

やっちゃんは 時々 喫茶店のアルバイトが終わる頃 お店に来たりしていました。 店長のイワべさんには 今までの経緯は話してあります。 イワべさんもかなりの酒豪で やっちゃんと気が合ったようで 2人で飲みに行ったりしていました。 今回 やっちゃんと3度目の復縁にあたり イワべさんは やっちゃんに 私を... 続きをみる

再会 その4

私と店長は 私の部屋で一緒に暮らすことに しました。 店長は 家財道具を全て リサイクルショップに 出しました。 以前 ミクに怪我をさせてしまった時に 部屋に上げてもらった際 かなり上質な家財が揃っていた 記憶があります。 店長に 冷蔵庫や洗濯機は綺麗に掃除をして 家具も磨いたりした方が 買取価格... 続きをみる

再会 その3

私は 夜の仕事を辞めていました。 理由は引退して 飲食店を開店する つもりだったのですが 契約が上手くいかず 開店出来なくなってしまいました。 お店やお客様から 盛大に見届けて頂きながらの 引退でしたので 夜の仕事に戻る 気にはなれませんでした。 喫茶店のバイト時間を 長くして生計を立てていました... 続きをみる

再会 その2

まさか電話が 繋がるとは思わなかったし 店長が出たことに驚きました。 私は電話したい。 と言っておきながら しばらく言葉が出てこなかった くらいです。 やっと私の口から出た言葉は 「会いたいと言ったらダメだよね‥」 でした。 それに対して店長は 「こっち来る？」と言いました。 私は飲み友に 「ごめ... 続きをみる

再会 その1

アメリカに行くために 一生懸命に働き お金を貯め 英会話スクールに通い 勉学に励んで 念願のアメリカ旅行からの帰国。 準備中はやりがいがあったし 旅行中は リタリンとお酒で記憶が曖昧でも 行った価値はあったのでしょうか？ タトゥーが増え ピアスで穴だらけになって 何か得たものは あったのでしょうか... 続きをみる

サンフランシスコ

サンフランシスコでは やはり中心地はホテル代が高いので ジャパンタウンに滞在しました。 今振り返ると わざわざジャパンタウンに 滞在した趣味の悪さに辟易します。 ただ 洋食に飽きてきていたので 近くの日系スーパーは 使えました。 ナミちゃんは 日本酒に塩辛を食べてました。 ロサンゼルス編でも お伝... 続きをみる

ラスベガス

ラスベガスは ホテルそのものが テーマパークでした。 お客様は カジノの上客らしく 宿泊費、飲食費は全て無料で 大変助かりました。 私もナミちゃんも カジノには興味がなく 私は運試しにスロットに 100ドル使いましたが よくわからないまま あっという間に呑まれました。 私は シルクドソレイユが 大... 続きをみる

ロスアンゼルス その2

ロスアンゼルスで お客様に再会。 お客様の知人方の（日本人） 経営されるバーに 連れて行って貰いました。 そこでも お酒を飲んでいて特別な記憶は ありません。 ちなみにナミちゃんも お酒はイケる口で 綺麗な飲み方をします。 翌日 カジノ好きなお客様と ロスアンゼルスを後に ラスベガスに向かいました... 続きをみる

ロスアンゼルス その1

ニューヨークは 2週間滞在したので まだ記憶に残ることもありました。 ロスアンゼルスは おそらく サンタモニカから入ったと 思いますが 季節的に何故サンタモニカを 日程に入れたか？？です。 ビーチに行ってないと思います。 （地球の歩き方）を 紛失してしまったので どういう順番で どう移動したか覚え... 続きをみる

アメリカ その4

日中は色んな所に 行った筈です。 自由の女神が 修繕中で入場出来なかった事。 エンパイアステートビルの 待ち時間に耐えられなく 登らなかった事。 ブルックリン橋の存在を すっかり忘れていて 行っていません。 ワールドトレードセンターに 花を手向けに行きました。 私がリタリンと酒で ラリっていたせい... 続きをみる

アメリカ その3

ニューヨークで やると決めた事がありました。 タトゥーを入れる。 私の身体には 既にワンポイントで2ヶ所 入っています。 初めて店長と別れた時に グアムで ファーストタトゥーを入れました。 2度目に別れた時は ハワイでボディピアスをあけ タトゥーも入れました。 これらの行為は 私にとって自傷行為で... 続きをみる

アメリカ その2

リタリンと酒で 完全にラリっていたのだと 思います。 ブロードウェイでは （シカゴ） （オペラ座の怪人）を 鑑賞しましたが どんな内容だったのか 記憶がありません。 主要な観光地は ほぼ行っていますが 特別な印象もありません。 そして 大変な行動を取るように なりました。 （クレプトマニア） 窃盗... 続きをみる

アメリカ その1

（ニューヨーク） 今回の旅で一番行きたかった街。 ホテルは時期的な事も ありますが 宿泊費が高過ぎる‥ ネットで探しまくり 当時の日本円で 一泊7800円くらいの コンドミニアムを押さえました。 エンパイアステートビルの すぐ近くで立地は最高です。 とにかく 物価が高いので 朝食だけは 米、味噌、... 続きをみる

孤独と焦燥 その8

英会話は 英語や外国に興味が あっても 中学すら碌に 通っていない私には 想像以上に 厳しかったです。 忙しいので お金だけは貯まっていきました。 あっという間に 出発の日が やってきました！ 日程は ニューヨークに2週間 その後 ロスでお客様と合流。 お客様は ラスベガスに行くと言うので エンタ... 続きをみる

孤独と焦燥 その7

毎日忙しく過ごすこと。 アメリカに行く目標が 出来たことで 寂しさや辛さに囚われることは なくなりました。 最初の主治医は 失恋の痛手から 立ち直るには 1年はかかると思って下さい。 何故なら日本には四季があります。 彼と過ごした 春夏秋冬の思い出が フラッシュバックする事もあります。 再びモンス... 続きをみる

孤独と焦燥 その6

昼間は喫茶店で働いて 時々 モーニングタイムに 入る事もありました。 一度帰宅して 少し休んでから 夜は相変わらず ホステスとして働いていました。 １日のリズムが出来て 楽しく元気でした。 その頃 夜の仕事のお客様で アメリカに在住されている方に 遊びに来ないかと 誘われました。 旅行が好きな私は... 続きをみる

孤独と焦燥 その5

そんな頃 居酒屋時代の 常連のイワべさんから 久しぶりに連絡がありました。 イワべさんは ビジネスホテルで働いていて フロント業務から ホテル内の喫茶部門に 移動していました。 ランチタイムの 人手が足りないらしく バイトの依頼でした。 10時から14時 日中1人で寂しい時間を 過ごすより 良から... 続きをみる

孤独と焦燥 その4

心理カウンセリングは 3回受けましたが 怖いだけで お金もかかるので 止めました。 主治医の診察は適当でしたが リタリンが欲しいので 通院は続けました。 リタリンは即効性があります。 今思えば 多動障害の様な症状だったかも しれません。 当時 家呑みをしていたのですが 元々掃除や片付けが 好きな私... 続きをみる

孤独と焦燥 その3

リタリンが効いているのか かなり元気になり やる気に 満ち溢れていました、 初めての 心理カウンセリングの日 院内の別室に案内されました。 カウンセラーの方は 30歳前半くらいの女性だったと思います。 当時の私と同じくらいです。 大きな皮製のリクライニングチェアに 座るよう言われました。 リクライ... 続きをみる

孤独と焦燥 その2

やっと 名前を呼ばれ診察室に 向かいました。 今までの経緯を話し このクリニックでも （うつ病）と診断されました。 これから主治医となる 先生は 今では顔すら思い出せません。 良くも悪くもなかったのでしょうか？ 心理カウンセリングを 勧められました。 60分25000円 自由診療です。 高いとは思... 続きをみる

孤独と焦燥 その1

再び捨てられてしまいました。 孤独と焦燥感から 落ち着いていた筈の メンタルまで再び不安定に なりました。 最初の主治医には 正直物足りなさがあり 転院先を探す事にしました。 良いドクター 良い病院を探すために 何が大切なのか わかりません。 私の優先順位 とりあえず 緊急時に直ぐに行ける病院 自... 続きをみる

再燃 その7

久しぶりにミクから 電話がありました。 私のマンションの近くで会おうと‥ いつもは ファミレスなのに マンションの近くまで車で来てと‥ 私は人との待ち合わせの時間に かなり早めに行く性分です。 ミクは店長と車でやって来ました。 私の車と店長の車が 向き合う形で駐車し 店長だけが降りて来て 私の車の... 続きをみる

再燃 その6

この頃から 記憶障害が現れるようになりました。 店長と過ごした時間の 沢山の出来事は 全て事実ですが 何がいつ頃の事か 思い出せません。 申し訳ありません。 記憶にある限り書いていきます。 復縁をして 同じ店で働くのは やめる事にしました。 付き合っているのだから 会える時に会える。 接客中の私を... 続きをみる

再燃 その5

店長は お酒が好きで強い。 酔い方も楽しく 騒いだり悪酔いする姿は 見た事がありません。 高いお店には行きません。 私も店長となら どんなお店でも楽しい。 私の方が間違いなく 収入があります。 店長は私に一度も支払いを させた事がありません。 私は好きな人に 影響されやすい。 店長は本が好きで 特... 続きをみる

再燃 その4

狂った私に 執拗な嫌がらせを受け 普通なら警察に行くと思います。 この頃はまだ ストーカー規制法はありません。 復縁が叶い この事が 部長にもミクにも絶対に バレないよう留意しながら 店長と私は再び交際することに なりました。 願いが叶っても メンタリティは余り芳しくなく 店長はクリニックに付き添... 続きをみる

再燃 その3

営業終了後の送りの車に 店長の車のグループに 私が乗ることはなくなりました。 間違いなく部長の指示でしょう。 ある晩 売り上げを事務所に入金した後の 店長を待ち伏せしました。 「乗って。」 「‥いやだよ。」 私から 待ち伏せしたくせに 怖くなりました。 「悪い話じゃない。」 私は車に乗りました。 ... 続きをみる

再燃 その2

待ち合わせをした ファミレスで 普通の女友達みたいに話をしました。 久しぶりに会ったミクは 長かった髪を ショートボブにしていました。 レア物のブランドバッグを 片手に スーパーモデルのようなミクを やはり素敵だと思いました。 次の日 私は美容院へ行き ショートボブにしました。 そして レアなブラ... 続きをみる

再燃 その1

部屋に入りドアを閉め 玄関にしゃがみ込み 大泣きしました。 なんて悲しくて なんて寂しい誕生日なんだろう‥ 思う存分に泣き 私は自分に誓った。 （私は負けない。） その後 久しぶりに ミクから電話がありました。 「お茶しよう。」 普通の女友達のやりとりと なんら変わりないのです。 私は狂っています... 続きをみる

ストーカー その7

しばらくして その日は私の誕生日でした。 お店ではお客様に祝って頂き 売り上げも上がり感謝です。 営業が終わり自宅に帰りポストを確認しました。 リーディングカードが入っていました。 差出人の名前もメッセージもありません。 私は 差出人が誰か すぐにわかりました。 店長です。 何故わかったかと言うと... 続きをみる

ストーカー その6

旅行はそれなりに 楽しかったです。 香港は 九龍島と香港島に分かれています。 香港島は裕福な方が多く暮らす島です。 ミクは間違いなく 香港島で暮らしてきたんだなぁ‥ と思いました。 帰国しましたが 気分転換になるどころか 店長からのメールが モヤモヤして まだまだ奇行は続きます。 以前 お店でのイ... 続きをみる

ストーカー その5

仕事に行かなければ 売り上げが下がってしまう。 完全に精神崩壊状態です。 次に薬の過剰摂取ODを するようになりました。 記憶障害が起きたり 自分で救急車を呼んで 解毒、点滴が終わり 帰されたんだと思いますが 全く知らない場所の倉庫で 目が覚めたり カバンを失くしてお財布も無い。 ODをして 店長... 続きをみる

ストーカー その4

その頃 メンタルとは別に 体調に異変を感じました。 何だか息苦しいのです。 取り敢えず 近くの病院に行ったところ （気管支喘息） と診断されました。 「最近何かストレスなるような事がありますか？」 そういう事でした。 処方薬を服薬しながら お酒を飲み タバコを吸う。 そして吸入薬。 そのうち 営業... 続きをみる

ストーカー その3

その日も 狂った私は店長のマンションに 行きインターフォンを 押しました。 （ガチャッ‥） 扉を開けてくれたのはミクでした。 「着替えるからちょっと待ってて。」 私は その日カミソリを持参していました。 扉の前にしゃがみ込み しばらく考え まさに手首に充てた瞬間 ミクがカミソリを取り上げました。 ... 続きをみる

ストーカー その2

店長との別れを 受け入れらない。 私の奇行が始まりました。 この先 大変不快な描写が沢山 出てきます。 閲覧にご注意下さい。 とにかく 店長のマンションに 毎日のように行きました。 インターフォンを押したところで 開けてくれるはずが ありません。 出勤時間を見計らい。 店長の車の前で待ち伏せです。... 続きをみる

ストーカー その1

私は仕事に専念しました。 成績を上げることで 店長が見ていてくれる。 その反面 お客様の隣に座ったり 膝の上に手を乗せられる程度のことが 気持ち悪いのと それを店長に見られて 仕事をする事が辛く 精神的に追い込まれていきました。 これは尋常じゃない‥ 昔は心の病と言えば 精神病院しかなく 私が子供... 続きをみる

歪んだ愛 その8

数日後携帯に 知らない番号から着信がありました。 出てみると 相手は店長の奥さんでした。 奥さんから普通にお茶に 誘われました。 私も普通に誘いを受け 待ち合わせのファミレスに向かいました。 私の方が先に到着して しばらくして奥さんが現れました。 私も背が高い方ですが 奥さんは更に高くとても細くて... 続きをみる

歪んだ愛 その7

一体何があったというのでしょうか‥ 翌日 店長が出勤してきました。 しかし 私に発する何かが違う。 そして 私は部長から事務所に呼ばれた。 「店を辞めてくれ。」 理由は言われなくても わかっています。 「何故、私だけが辞めなければいけないのですか？」 「店長の嫁は 元々店で使ってたホステスだ。 華... 続きをみる

歪んだ愛 その6

お姉さんを送って その日も彼からの連絡を待った。 しかし 携帯電話が鳴ることはなかった。 掛け時計の秒針の音が耳障りで苛つく。 眠るために酒を煽るが興奮して眠れない。 翌日もまるで 訪問の約束をしたかのように 念入りに化粧をして彼の家に向かう。 インターフォンを鳴らす。 (ガチャッ) ドアが開けら... 続きをみる

歪んだ愛 その5

その日も彼からの連絡はなく お店にも出勤していない。 不安な気持ちは長い長い夜となり 眠れない‥ やっと夜が明け 午後になったら また様子を見に行こうと思った。 インターフォンを鳴らす。 ドアを開けてくれたのは やはりお姉さんだった。 出かけるところだというので 「私の車でお送りします。」 仲良く... 続きをみる

歪んだ愛 その4

私は店長に 2人の関係の証が欲しいと おねだりしました。 高いものでなくいい。 私からは万年筆。 店長からは指輪を貰いました。 ある日 理由は思いだせないのですが 初めてケンカをしました。 翌日 店長は休みでした。 公休日だったのかもしれないのに 私は謝りたいのと 心配で 翌日のお昼間に 店長に会... 続きをみる

歪んだ愛 その3

私と店長は 毎晩会った。 キスをした後も 私は部屋へ誘わなかった。 店長も望まなかった。 キスをするだけ‥ 本当は抱いて欲しい。 抱かれてしまったら 何かが変わるようで怖かった？？ 結局 我慢する苦しみに耐えられなくて およそ1ヶ月後 私は店長に抱かれた。 以前 不倫関係になった 好きでもない風俗... 続きをみる

歪んだ愛 その2

それから2.3日後に 店長と居酒屋に行きました。 私が働くキャバクラグループは 営業終了後 送り希望のホステスさんを 男性スタッフが車で送ります。 方角によって 3台ほどの車で送っていたと思います。 店長から 送りが終わって 売り上げ金を事務所に 持って行ったら連絡すると メールがありました。 時... 続きをみる

歪んだ愛 その1

居酒屋を閉店し また水商売の世界に戻りました。 大手のキャバクラグループです。 自分で言うのも 何ですが 入店1ヶ月で100人以上いる ホステスの 売り上げ20位内に入りました。 それからも常に10位内を維持していました。 私が所属する店舗の店長は 20代前半でしたが 大変なやり手でした。 ある日... 続きをみる

趣味と薬物

店長と別れ 彼氏が居ないから寂しいとも思わないし 恋愛への興味もありません。 ただ 男友達は常に居て 相手がアウトロー系な人と また薬を使って遊んでいました。 幻聴幻覚が 出ない程度 上手く使用していました。 それ以外は 意外にもスポーツにハマりまして 先ずエアロビクスに魅了され インストラクター... 続きをみる

異性 その1

夫に逃げられた事で 男性との交際に対して臆病になりました。 またどうせ捨てられる。 良い人だと思う人から 交際を申し込まれても どうせ逃げられるし 傷つくくらいなら 仲の良い友人関係が楽でした。 夫に逃げられ5年目。 勤め先の風俗店の店長に 何気なくボヤきました。 女1人家族を守るのは大変ですね。... 続きをみる

家族 その3

父の突然の他界。 家族は母と息子と私の3人。 母は女5人姉妹で その頃は祖母も健在でしたが 何しろ私だけが 親戚の中で ならず者という事で 完全に疎外されていました。 父亡き後 私が生活費を稼がなければ バブルが弾けた後 金銭感覚がおかしくなった私は 大ママが止めるのも聞かず 風俗の世界へ転職しま... 続きをみる

バブル期 その2

再び息子を両親に預けることになり バブルに浮かれていました。 お店に来店される 大企業の会長取締役の方 有名著名人と 同じ空間時間を共有している 自分に酔いしれ 跳んだ勘違いをしていました。 愚かでした。 お金に不自由することは なくなりましたが そんな矢先 大好きな父が肝臓ガンだと 宣告されまし... 続きをみる

バブル期 その1

時代はバブル期 あるマネージャーが 学歴もない 品もない私を拾ってくれました。 お店は老舗の高級クラブでした。 マネージャーが 大ママに紹介して下さり 大ママ直々に 水商売の全てを 徹底的に教育していただきました。 大ママの大切な上客の担当にして いただき かなりの恩恵を受けました。 本当に感謝し... 続きをみる

堕落 その3

およそ2年 薬を打ち続けたましたが 死に至りませんでした。 人間は簡単に死なない。 死なせてもらえなかった。 それから 先輩は彼の子を身籠り結婚しました。 他の仲間たちも働くようになり 気づけば会うこともなくなりました。 私は売人を知らなかったので やめ時かと観念した。 しかし 依存が酷かったため... 続きをみる

堕落 その2

その日はずっと眠れなかった… 翌朝 鏡を見て驚いた。 たった一晩で瞼がくぼみ 瞳がギラギラしている。 頬は痩けて土色になり体重は3キロ減っていた。 頭はアドレナリンで興奮していて 落ち着かない。 初めての覚醒剤は 気持ちよくはなかった。 薬が切れ始めると 今度はネガティブになった。 覚醒剤に手をだ... 続きをみる

堕落 その1

出て行った彼からの連絡はなかった。 生活費を両親から援助して貰うことが 申し訳なく 両親の反対を押し切り 息子を連れ 寮のあるキャバクラで働きだした。 働く間息子を託児所に 預けなければいけない。 初めて手放す時涙が出た。 彼との ままごとごっこは終わってしまった。 それから 堕ちていくのはあっと... 続きをみる

家族 その2

どうして母が怒っていて なぜ叩かれるのかわからない。 いつもビクビクしていた。 母を喜ばすことが出来ない。 褒められることが出来ない。 ダメな子だった。 父と母は 良い関係ではなかった。 母は洋裁の仕事をしていて 結婚するつもりはなかったと 言っていた。 祖母に体裁が悪いからと言うことで 渋々結婚... 続きをみる

家族 その1

とても気丈な母 あくまで幼少期の感情で綴ります。 母は美しい。 私醜くくてごめんなさい。 子供の頃私はデブでブスだった。 それでも 華やかな世界にとても興味があり幼稚園の頃に 「バレエがやりたい。」と頼んだことがある。 「太ってるから女子プロレスラーになれ。」と笑われた。 冗談だったかもしれないが... 続きをみる

早婚 その5

愛する彼‥ 知らない女の人。 私は一瞬 今どこに居るのかわからなかった。 知らない女の人は私のアルバムを見ていた。 身体中が震える。 私の中で何かが弾けた！ 「てっめぇ！ 人のもの勝手に触ってんじゃねぇよ！」 知らない女の人の胸ぐらを掴み殴って いた。 背中の赤ちゃんが 火がついたように泣いている... 続きをみる

早婚 その4

出産を期に 私達は地元に戻りひっそりと暮らし始めた。 ある晩 彼の友人がアパートに遊びに来ていた。 「俺、駅まで送ってくるよ。」 「気をつけてね。」 彼は帰って来なかった‥ 息子が産まれてまだひと月足らず 私は息子と2人で 彼の帰宅を待つしかない。 眠れない日が続き 精神的に追い込まれていく。 (... 続きをみる

早婚 その3

移り変わった先でも 相変わらず貧乏でどうしようもなかった。 それでも2人で居ることが 幸せだという気持ちに変わりはない。 変わるどころか神様は更に幸せを与えてくださった。 妊娠していた。 私の中に命が宿った。 「家族」 彼と私が創る家族。 産まれてくる子のために 2人で我武者羅に働いた。 17才の... 続きをみる

早婚 その2

彼は10代の頃 （ヤクザ） 現在の反社会勢力の 世界に身を置いて居た。 5人の仲間が無理矢理入れられた。 今の時代ならあり得ない話。 その後 皆んなで逃げることになり 1人だけ逃げられなかった仲間がいて その1人が 逃げられなかった事を 根に持って ヤクザの肩書きを使い 嫌がらせをしてきた。 そい... 続きをみる

早婚 その1

父から貰う小遣いで放蕩三昧。 ギャンブル、ドラッグに溺れた。 荒んだ暮らしの毎日。 仲間の1人と何となく交際が始まった。 彼は4つ上。 彼の父親はアルコール中毒。 母親は後妻。 一度だけ挨拶に行って泊めて頂いた。 優しいお母さんだった。 ただお父さんが お酒を飲んで暴れるので 彼には居場所がない。... 続きをみる

生い立ち

私は幼少期に 母から理不尽な虐待を受けて 育ちました。 物心ついた頃から 生き辛さを抱えていました。 14才の時に 今なら力で母に勝てる。 母を暴力で家から追い出しました。 私を溺愛してくれる父が 母と私の家を行き来する。 それが家族でした。 母との関係は後程… 父がくれた愛情表現はお金です。 決... 続きをみる

モンスター〜境界性人格障害

はじめましてm(__)m 私、ボーダー(境界性人格障害)患ってます。 ボーダーは寛解は可能ですが 完治はないと言われています。 ずっと生き辛さを抱えて 死ねずに生きてしまいました。 ある人との出会いで、 少しだけよくなりたいと 思うようになりました。 過去の出来事 彼との日常、病状を書いています。... 続きをみる