時代はバブル期

あるマネージャーが

学歴もない

品もない私を拾ってくれました。

お店は老舗の高級クラブでした。

マネージャーが

大ママに紹介して下さり

大ママ直々に

水商売の全てを

徹底的に教育していただきました。

大ママの大切な上客の担当にして

いただき

かなりの恩恵を受けました。

本当に感謝しています。

そして

もう1度息子と暮らし始めました。

然し

仕事が終わり

息子を託児所に迎えに行くと

私の顔を見るなり

自分のバックを握りしめて

猛ダッシュで向かってきます。

余程

嫌だったのでしょう。

紙オムツはパンパンに膨れ上がり

託児所の杜撰な扱いに

疑心を抱き

再び両親に預けることになってしまいました。

後に

その託児所で

赤ちゃんが死亡する事件があり

営業停止になりました。