ストーカー その3
その日も
狂った私は店長のマンションに
行きインターフォンを
押しました。
(ガチャッ‥)
扉を開けてくれたのはミクでした。
「着替えるからちょっと待ってて。」
私は
その日カミソリを持参していました。
扉の前にしゃがみ込み
しばらく考え
まさに手首に充てた瞬間
ミクがカミソリを取り上げました。
然も刃の部分を握ってるのを
私が引いて
しまったので
逆にミクに怪我をさせてしまいました。
何がどうなったのか
記憶がないのですが
私は店長宅に上げて頂いて
ダイニングで
ミクが怪我の手当てをして
その横にはまだパジャマ姿の
店長がただ呆然として
何を話したのか
記憶にありません。