再燃 その3
営業終了後の送りの車に
店長の車のグループに
私が乗ることはなくなりました。
間違いなく部長の指示でしょう。
ある晩
売り上げを事務所に入金した後の
店長を待ち伏せしました。
「乗って。」
「‥いやだよ。」
私から
待ち伏せしたくせに
怖くなりました。
「悪い話じゃない。」
私は車に乗りました。
何を話したのか全く覚えていません。
店長は
どこへ向かうつもりなのか??
高速道路をひたすら走っていたのは
覚えています。
途中
興奮した私は
ドアを開け飛び降りようとして
引きづり戻されました。
「落ち着け‥落ち着け‥」
私は頭を垂れ黙り込みました。
「もう一度付き合うか。」