依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

孤独と焦燥 その3

リタリンが効いているのか

かなり元気になり

やる気に

満ち溢れていました、


初めての

心理カウンセリングの日


院内の別室に案内されました。


カウンセラーの方は

30歳前半くらいの女性だったと思います。

当時の私と同じくらいです。


大きな皮製のリクライニングチェアに

座るよう言われました。


リクライニングチェアを倒し

リラックスするよう言われ

大きなヘッドフォンを

つけました。

目を閉じるよう言われ


ヘッドフォンからは

胎音に似た音が聞こえます。


「貴女は子供の頃に帰ります。

今何歳ですか??」


「‥3さい。」


「何をしていますか??」


「ママが怒ってる。叩かれる。」


意識はあるのですが

頭の中で見える私

流れる記憶は3歳の私です。


泣いていました。


ゆっくり

目を開けるよう言われました。


怖かった。


何だったんだろう‥

これに一体

どんな効果があるんだろう??


その後

適当に診察されて

リタリンを処方され帰宅しました。

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