ハウスミーティング

週に一度ハウスミーティングを します。 普段のミーティングとは違って 施設でやりたい事 困っている事 備品などで欲しいもの 皆んなで話し合いします。 そして 個人の目標を自分で決めます。 1週間単位なので 些細な事で大丈夫です。 歯医者予約する。 自炊を頑張る。 そんな事でOKです。 翌週 その目... 続きをみる

これから‥

このブログは ノンフィクション小説という 形で4月から始めました。 稚拙な文章で 読みにくい部分もあるかと思いますが 目を通して下さった皆様に 心より感謝いたします。 現在もも私は 施設に通う毎日です。 これからは 過去の日記なども合わせて リアルタイムで書いていこうと 思います。 是非とも お付... 続きをみる

その後のホームグループ

（命にかかわる事だから） 私の悩みを和らげるための ジョークだと思いました。 その後 スタッフとゆっくり話を しました。 私の主治医ハヤシ先生からも 言われてきた事です。 依存症になる人の思考は 自分さえ我慢すれば 波風立つ事なく 大ごとになることはない。 人に頼る事が苦手です。 だから 物で誤魔... 続きをみる

その後のホームグループ

最初のホームグループは 人数も多く 個性的な 仲間達が沢山います。 私はあまり人間関係で 苦手な人 嫌いな人はいないと思います。 ここに決めたのは 同じ施設に通所するＢちゃんのホームで 私を自助グループに 繋げてくれたからです。 他のホームも やはり同じ施設の仲間の ホームが2箇所 1箇所は病院か... 続きをみる

４年越しの奇跡

今回も何とか 欲求から抜け出し また いつもの通所 自助グループの プログラムが始まりました。 その日は 手芸でした。 私は以前に書きましたが 洋裁の先生をしていた母から 理不尽な虐待を 受けてきました。 私にって手芸は PTSDの要因です。 施設からは 出来る事や読書をしていていい。 と配慮して... 続きをみる

ホームグループ

ミーティングを行う会場は 世界各国レベルで 毎日どこかで行われています。 絶対という訳では ありませんが 自身の （ホームグループ）を決めます。 サインする事も お金が発生する事もありません。 運営費は毎回のミーティングの 献金のみです。 私は最初に付き合って貰った 仲間のグループに属していました。

欲求再来 その6

とにかく施設長に言われた通り （欲求が酷くて苦しい。） を仲間の前で何度も話ました。 大抵の問題は シリアスな話でも 正直に話してきました。 仲間に笑って貰うのが楽でした。 こうして今までは 帰りには憑き物のような欲求を 落としてきたのに 今回の欲求は中々手強く 落ちないのです。 それでもミーティ... 続きをみる

欲求再来 その５

私は治療が始まって ひと月で2回 再使用しました。 それからは 特に苦しい思いに悩まされる事もなく 本命の依存物質の覚醒剤は 使用していません。 薬を使用する様になってから 約３０年 恥ずかしいですが 1番長いクリーンタイムです。 この時の欲求はかなり 根が深いと言うか 中々クールダウンしなかった... 続きをみる

欲求再来 その4

欲求再来 その3

前回の欲求から数ヶ月 こんな苦しい思いを一生抱えて 行くなら スベって死んでしまった方が いいと思いました。 私は此の地の売人を 知りません。 今回私は酷い事をしてしまいした。 少し前に入院仲間の１人が 辛い事があり再使用しました。 結局何も楽しくなかったと 嘆いていました。 彼女は売人を知ってい... 続きをみる

欲求再来 その2

映画の内容に何度か 涙腺が緩みました。 舞台挨拶後 パンフレットを購入し サインをして頂きました。 映画は割と観る方ですが パンフレットを購入することは 皆無です。 元芸能人の当事者から 「一緒に頑張って行きましょう！」と 握手をしました。 帰宅。 翌日起きて何だかザワザワします。 欲求です。 薬... 続きをみる

欲求再来 その1

退院をしてから5カ月くらいの頃 ゴールデンウィーク前だったと思います。 薬物依存症を テーマにした映画を 仲間1人とスタッフ1人の3人で 観に行きました。 私は映画が好きな方です。 アウトロー ドラマが特に好きです。 仲間の中には 薬のシーンで欲求が入って 観られない人もいます。 私は平気です。 ... 続きをみる

解離の引き金 その3

現在も頻度は少なくなりましたが 解離はあります。 頻度が少なくなったのは 単純ですが 解離するような事を しなくなったからだと思います。 ハヤシ先生の本にも書かれています。 （解離は治る病気） スタッフから注意されながら それでも中々やめれなかった事 動画を観ることです。 心が穏やかになるようなも... 続きをみる

解離の引き金 その2

初めて解離を起こしたことを ハヤシ先生の診察で 伝えると 開口一番 「昭和の造りの旅館だね？ お吸い物をひっくり返して お母さんに叱られた。」 お吸い物をひっくり返して 叱られたかは 記憶に残っていませんが 鈍臭い私が何かやらかした時 瞬時に叩かれる事は 当たり前でした。 昭和の旅館で お吸い物を... 続きをみる

解離の引き金 その1

私は解離性障害でも あります。 初診でハヤシ先生から 「貴女 解離性障害もあるでしょ？」と 言われた時には 病名すら知りませんでした。 その後 施設からの一泊旅行の帰りに 初めて自身の解離性障害を 自覚することになりました。 この辺りの話は （解離性障害）に書きました。 唯 私の生活を振り返って見... 続きをみる

打たれ弱い その5

何とか薬のリラプスから 回避できた私でした。 私達は （今日だけ）と言う言葉で 1日1日薬の再使用から 逃れるよう踏ん張ります。 今 薬を使いたい。 でも今日一日我慢して見よう。 明日も使いたいと思ったら 明日使えばいい。 その気持ちの繰り返しです。 私達 薬物依存症には完治はありません。 脳が薬... 続きをみる

打たれ弱い その4

薬はやりたい。 でもせっかく今まで使わずに いられた時間を 0からやり直すのは悔しい。 そこで施設長に 電話をして欲求が強くて 「薬がやりたい。』と言いました。 すると施設長から 「やれば。止めたくなったら言って それが私達の仕事だから。」 えっ！ 拍子抜けしてしまいました。 私は止めて貰える。 ... 続きをみる

打たれ弱い その3

待て‥自分。 今日この日まで ジャンキーになってから 薬なしでも楽しく 生活もしてたの頃もあったよ。 私はダンスが好きで ダンスは激しい動きだから ダンスに魅了されていた頃の私は 薬を使っていません。 依存物質がダンスだから‥です。 ハヤシ先生に聞いた事があります。 「依存症はどうして死ぬんですか... 続きをみる

打たれ弱い その2

翌朝 昨日の出来事を引きづったまま 目覚めました。 仲間には会いたい。 でも 施設に行きたくない。 私は外面がいいというのでしょうか 元気の無い自分を 見られるのが嫌です。 そのくせ ミーティングで話をする事を （下ろす）と言うのですが 下ろしながらピーピー泣きます。 昨夜 未だパパに 暴力を 振... 続きをみる

打たれ弱い その1

夜公衆電話から着信が ありました。 きっとパパです。 出て見ると 「今回の事は本当に申し訳ない。 俺が結果を出さないから りょうを怒らせるのも わかってる。 頑張って必ず結果を出すから 信じて下さい。」 （いい話が来てる。） （上手く回ってきた。） 何百回も聞いてきた言葉です。 私は痺れを切らして... 続きをみる

怒りと囚われ その7

「気の済むまで殴って下さい。」 私は躊躇する事なく 無抵抗のパパを殴り蹴りました。 最後に 「私が 治療や施設に行った意味がなくなったわ！ お前が変わらないからだ！ 土下座して謝れ！！」 「俺が悪かった。」 パパは土下座をして謝りました。 「気分悪い。帰る。」 帰宅した私は またまた大きな声を上げ... 続きをみる

怒りと囚われ その6

香港？ 私の中の怒りのスイッチが 入ってしまったようです。 パパはまだ話をしていました。 パパの右側に座っていた私は 脇腹を何度も殴りました。 話が終わったのかパパが 「何？」と言うので 「何〜？ふざけんな！ 香港に行ったなんて聞いてねーし！」 そして脛を蹴りました。 「人が見てるから ひと気のな... 続きをみる

怒りと囚われ その５

ある日 パパの知人から 私のスマホに着信が‥？ 出で見るとパパです。 「スマホを盗られたから しばらく連絡が取りにくくなるから‥」 スマホ盗られた‥？？ 大体 想像が付きます。 パパはお腹が弱いです、 お腹が痛くなり慌ててトイレへ→ スマホをポケットから出して 台か何かの上に置く→ スッキリ！ ス... 続きをみる

怒りと囚われ その4

私は兎に角よく泣きます。 虐められたとか 叱られたという事ではなく 怒りと生き辛さです。 外来の日は 入院仲間に再会したり お世話になった看護師さん 偶然うちの施設にお試し通所で やって来た仲間が 口を揃えていいます。 「元気になりましたねー！」 中には 「失礼ですがいつも泣いていましたよね‥」 ... 続きをみる

怒りと囚われ その3

初めてのバザーデビューは 何のお役にも立てず 惨めな敗者となりました。 その後 再びバザーの日程が決まったので 敗者復活戦？？笑 ところが今回のバザーの会場は 先日このブログにて 書きました痛ましい事件の 最寄り駅の構内です。 その日は施設長が 出張で不在です。 スタッフ1人では準備が 大変です。... 続きをみる

怒りと囚われ その2

レクリエーションで連れて行って貰った 夢の国。 この街に来て9年目にして 「生きてて良かった。」 と思いました。 大袈裟だと思われるでしょう。 私は生まれてきた事の 意味がわからない。 健康に感謝出来ない。 信じられるのは お金と薬‥ そんな生き方しか出来ませんでした。 パパに出会った事で 財産も... 続きをみる

怒りと囚われ その1

ある日の朝 痛ましい事件が起きました。 スクールバスを待つ子供達が 襲われ尊い命が奪われました。 子供達には何の罪もありません。 犯人の男はその場で自殺を図り 死亡しました。 朝の速報で事件を知り 私は号泣しました。 昨今 両親から子供への虐待事件が 余りに多過ぎます。 私は自分の幼少期とリンクし... 続きをみる

変化 その3

地元を離れて9年 パパの事業失敗で 私は全ての財産を失い 辛さから逃げたい。苦しみ悲しみを 忘れる為にとことん 薬物で自分を傷つけてきた。 マドカが まだ私がヤク中だと知らなかった頃 震えたり情緒不安定で 泣いてばかりいる私を見て ストレスのせいだと心配していたらしい。 マドカからは息子が 「母さ... 続きをみる

変化 その2

朝９時半集合。 入場までに1時間と スタートからビギナーの私は 正直うんざりでした。 ところが 精神障害者手帳が 思いもよらないところで 私達がスムーズに遊べるよう 支援して下さり感謝です。 お調子者の私はまたまた テンション上がりっぱなしです。 私が興 １５時で一応解散になりましたが まだ遊びた... 続きをみる

変化 その1

痩せ薬騒動は終結です。 然し 依存症には完治がありません。 今日は飲まずに居ました。 明日も飲まない一日で居たいです。 そして 今年の旅行プログラムは 夢の国 （ディズニーランド）です。 私はテーマパーク大好き！ でも残念ながら ディズニーの世界に全く興味がないです。 20歳の頃友達と初めて 行き... 続きをみる

初めての欲求 その8

私はスリップしたくない。 まだ覚醒剤を止めようなどと 考えていなかった頃 警察には捕まりたくないから これ以上の連続使用は ヨレてしまうなぁ‥と思うと 私は簡単に手放すことをしていました。 覚醒剤は高価なので 捨てるのを躊躇う人が 多いと思います。 私の痩せ薬は違法薬物では ありません。 美容クリ... 続きをみる

初めての欲求 その7

施設で仲間に会うと アドレナリン出まくり？ 楽しくて良く喋る。 痩せ薬は止めたけど 捨てられない。 「次回の診察でハヤシ先生に渡します。」 ここで施設長と 一悶着始まりました。 「どうして自分で捨てないの？ 何故ハヤシ先生に 捨てさせようとするの？」 「本当に捨てられないんです。 後は高かったこと... 続きをみる

初めての欲求 その6

不眠は1週間程続いていました。 施設長に 「追加眠剤も頓服も効きません。」 「りょうさん それOD（過剰摂取）じゃない？ ハヤシ先生に確認して！」 電話で先生に経緯を話し 「不眠になってしまい 追加眠剤と頓服を飲んでます。 これはODですか？」 「ODだね。 貴女が寝る前の薬要らないって 言ったん... 続きをみる

初めての欲求 その5

薬物の使用が 1番酷かった時 初めて幻覚幻聴が 現れた時はびっくりしました。 床の下からヤク中仲間が呼びにくる。 部屋に監視カメラが 設置されている。 窓の外に赤色灯を回したパトカーが 停まっている。 それでも あの頃はまだ冷静で これは幻覚で現実ではない。 と判別出来ていました。 幻覚と現実の見... 続きをみる

初めての欲求 その4

病院から片道90分かけて 自宅近くの 調剤薬局に立ち寄りました。 本当遠い。 精神科のお薬は特殊なので 近くに精神科がない場合は その日に用意出来ないことは 珍しい事ではありません。 以前パパと暮らしていた マンションの近くの 調剤薬局は 大型連休をやたら長く取ります。 10日以上薬がない日を過ご... 続きをみる