父の突然の他界。

家族は母と息子と私の3人。

母は女5人姉妹で

その頃は祖母も健在でしたが

何しろ私だけが

親戚の中で

ならず者という事で

完全に疎外されていました。

父亡き後

私が生活費を稼がなければ

バブルが弾けた後

金銭感覚がおかしくなった私は

大ママが止めるのも聞かず

風俗の世界へ転職しました。

幼少期に

貧しいことは恥ずかしいと

思うような子供でしたので

父と同じように

お金で家族への愛を表現するで

満足していました。

母は水商売さえ全く理解がなく

大反対でした。

母自身が何事も

成功するためには

東京で学ぶことだと言う主義で

母自身も

東京の洋裁学校を出ています。

だから私にも

「そんなに水商売がやりたいなら銀座に行け！」と言いました。

その辺の強さは私にはなく

それなりに都会の

地元で満足していました。

母には流石に風俗のことは

話せません。

10代の頃母には

酷いことをしたので

父が亡くなってからは

3人仲良くやっていけたらと

思ってやってきたつもりですが

息子は大切に育ててもらえても

母と私の溝を埋めることは

出来ませんでした。

相変わらず何かしら

キレられました。