生き辛さから逃げる その4
仕事‥ 結局手っ取り早くお金になるから 再び風俗の仕事をすることにした。 私は先を見ていない。 夢も希望もない。 生きていくのが面倒‥ 満たされることは? と聞かれたら 見たくれをよくすること ブランド物を身につけること 海外旅行に行くこと それらは全て 自己満足 身にならない‥ 店長といた時に勤... 続きをみる
薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。
仕事‥ 結局手っ取り早くお金になるから 再び風俗の仕事をすることにした。 私は先を見ていない。 夢も希望もない。 生きていくのが面倒‥ 満たされることは? と聞かれたら 見たくれをよくすること ブランド物を身につけること 海外旅行に行くこと それらは全て 自己満足 身にならない‥ 店長といた時に勤... 続きをみる
ヤマニシ先生の診察の日が やってきました。 ヤマニシクリニックは 私が今まで 通院したクリニックの中で 1番大きく 朝一番で行ったのに 既にかなりの 行列が出来ていました。 自分も充分異常だと認知しています。 偏見の目は全くありませんが 患者さんの雰囲気が 今までのクリニックと 比べて何かが違うの... 続きをみる
留置所を出た翌日。 先ずは ヤマニシ先生の病院 (ヤマニシクリニック)に 予約の電話をしました。 そして 担当刑事さんに 形だけでいいからと 書いた念書の控えを 警察署に送り返しました。 何故ならば 私の本意ではないこと。 お世話になった刑事さんだから 書いたのに 昨夜あんな嫌な思いを させられた... 続きをみる
自宅に帰りたくない。 でも 私には帰る所は自宅しかない‥ 一カ月ぶりに帰宅した自宅は あの日に炊いた ラベンダーのアロマオイルの 香りがした。 テーブルの上に残したメモには 近親者に向けての感謝の気持ちと 遺書めいた事が書いてあった。 私はまだ生きている。 ビビリの私は死ぬ勇気もない。 生きていか... 続きをみる
留置所を出る朝を迎えました。 28日間の拘留期間は あっという間でした。 変だと思われるでしょうが 私には安寧の日々でした。 自宅に帰ることの方が 不安です。 女性の刑務長さんに 一つお願いをしました。 留置所で面談をした 精神科医の ヤマニシ先生に主治医に なって貰いたい。 病院を紹介してもらい... 続きをみる
留置所を出る日が近くなった頃 刑務官から 「明日から1人同房になるからね。 高齢の方だから 宜しくお願いしますね。」 と言われました。 翌日 おばあさんがやって来ました。 とても小綺麗な方で 着ている物も ハイブランドな物でした。 きっといいところの お家のおばあさんなんだ と思いました。 私はそ... 続きをみる
私の房は 刑務官のデスクの真ん前で 24時間体制で男性刑務官が 1人立っています。 刑務官は 私の他愛もない雑談に ずっと付き合ってくれました。 寂しい私は このような対応に感謝し 犯罪を犯し逮捕され 留置所にいると言う事実に パニックを起こした時の 自殺防止にも なったと思います。 一度何が引き... 続きをみる
午後からは 刑事さんの事情聴取です。 前出に書きましたが 罪を認めているので 特別話すことはありません。 刑事さんから 私がどうしたいかと言うことを 聴かれました。 私は 彼をサポートしてきて このような結末に納得がいきません。 慰謝料の請求をしたいです。 金額は30万円。 恋愛に見返りを求めるも... 続きをみる
留置所は裁判前で 刑の執行をする場ではないので 事情聴取の時間以外は することがなくて 私には退屈です。 太ることが嫌な私は 洋画で見る刑務所内のシーンに 感化されてか トレーニングを始めることに 没頭しました。 狭い房で走る事は無理ですが 四畳の部屋の中で壁伝いに 早歩きをしました。 時計がない... 続きをみる
朝食の後 15分間で部屋の掃除と 外に出る事が出来ます。 房の外は高い壁に囲まれては いますが 外の空気が吸えるのは やはり気持ちが良いものです。 6畳くらいで狭いですが 御座の上で 爪切り 耳掃除 髪のブラッシング タバコが2本まで吸えます。 皆んなは掃除を交代で するので丸々15分自由に 使え... 続きをみる
翌日 検察庁に行き 私は起訴され 勾留期間が最高で28日間と なりました。 房は変わらず 刑務官のデスクの前で 1人でした。 24時間体制で 目の前に刑務官から 監視されていましたが ずっと話し相手になってくれたのが 嬉しかったです。 房で1人なのは 私が暴れて人を傷付けたり 自殺しない為の 配慮... 続きをみる
今まで何人かの 精神科医を見てきましたが 今 目の前にいる精神科医ほど 医者らしくない方は初めてです。 色黒で長髪 ガッシリした体躯に ゴツゴツした指 ここは 病院ではないので私服でしたが セーターにチノパンを 履いていました。 まず 服薬している薬を聞かれました。 「リタリンです。」 「‥リタリ... 続きをみる
まさかの逮捕状により 手錠をかけられ 女性の刑事さんが 私の腰縄を握った状態で 2名の男性刑事さんと共に パトカーではなく 普通車に乗せられ 留置所に移送されました。 新しく出来たばかりの 留置所は女性専用でした。 定員数以上の収容状況で 四畳で3名収容の中 私は何故か1人でした。 日中は意外に冷... 続きをみる
イワイさんから 渡されたメモに書いてある字は 間違いなくやっちゃんの筆跡です。 やっちゃんから聞かされて居た 地区とは違う地区でした。 私のストーカー行為の 恐れがあっての事と 想定内でしたので 何の思いもありません。 私は早速行動を起こしました。 車でメモに書かれた住所へ 向かいました。 市営住... 続きをみる
翌日の朝 やっちゃんはトラックに乗って やって来ました。 荷物をまとめるやっちゃんの 邪魔をするのに 駄々っ子みたいに 荷物を壁に投げつけました。 そんな事をしたところで やっちゃんが出て行くのを 阻止する事など出来ません。 そして やっちゃんは行ってしまいました。 1人取り残された私は やっちゃ... 続きをみる
夜遅くまで 散々話し合いました。 いや 話し合いが出来るはずが ありません。 私は狂っていますから 「死んでやる。」だのと騒ぎ立て 部屋の物を散らかしたはずです。 取り敢えずベッドに入り 横になりました。 私は 眠れる状態ではありません。 明け方 隣でやっちゃんが 背を向けて 小さな寝息を立ててい... 続きをみる
秘密のバイト以外は 普段通りの 私だったと思います。 休日前 やっちゃんから話がある。 と言われました。 「親父の体調が悪くて 俺が家計を助けないといけない。 だから 実家に戻らなきゃいけなくなった。」 突然すぎて 理解できません。 やっちゃんが 嘘をつく人じゃないと 信じていますが 納得しにくい... 続きをみる
秘密のバイトのお店で 源氏名を決めなければ いけませんでした。 何と私は (ミク)と名付けました。 そうです。 やっちゃんの奥さんの名前です。 この小説に書いてきましたが 私はミクが嫌いでも 憎くもありませんでした。 寧ろ スーパーモデルのように 美しいミクに憧れていました。 なのにどうして今更 ... 続きをみる
私は 残念ながら メンタルクリニックに 通院するようになってから およそ10年間 記憶が曖昧です。 やっちゃんと一緒に 生活している間に メンタルクリニックへの 通院と服薬があったか 覚えていません。 断言出来ることは 私は異性との交際中は 違法ドラッグは使用しません。 理由は 相手に失礼なこと ... 続きをみる