孤独と焦燥 その5
そんな頃
居酒屋時代の
常連のイワべさんから
久しぶりに連絡がありました。
イワべさんは
ビジネスホテルで働いていて
フロント業務から
ホテル内の喫茶部門に
移動していました。
ランチタイムの
人手が足りないらしく
バイトの依頼でした。
10時から14時
日中1人で寂しい時間を
過ごすより
良からぬ事を考えなくて
済むかなと思い
バイトに行く事にしました。
イワべさんとは
歳も近く
ウマが合うので
プライベートでも
お付き合いが続いていました。
喫茶部門は
イワべさんが店長
調理のヤマシロさん
ホールはナミちゃんと私の
4名です。
ランチタイムは
ビジネス街なので多忙ですが
接客業には慣れています。
ピークは1時間です。
イワべさんは仕事だけ
こなしていれば
何でもOKで
皆んな
生ビールを飲みながら
働いていました。
イワべさんは仕事の出来る人です。
ユーモアのセンスが大好きです。
「知り合いの店に 顔出しに行ったら
忙しそうで手伝った。
そうしたら時給までくれた!
そんな気持ちで来てくれたらいい。」と言われました。
リタリンが効いてるし
楽しく働かせて貰いました。