依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

もう一つの顔 その6

イワイさんから

渡されたメモに書いてある字は

間違いなくやっちゃんの筆跡です。


やっちゃんから聞かされて居た

地区とは違う地区でした。


私のストーカー行為の

恐れがあっての事と

想定内でしたので

何の思いもありません。


私は早速行動を起こしました。


車でメモに書かれた住所へ

向かいました。


市営住宅なので

見つける事は簡単で

ポストに名字の表記もあり

確認出来ました。


次に

私は携帯から電話をしました。


「今から

話し合いをしたい相手の家に

行きます。

私は精神病を患っているので

立ち会って頂けませんか?」


電話をしたのは警察です。


私は真面目にお願いしたつもりです。

帰って来た言葉に

こっちが驚きました。


「そんなに暇じゃないだよねー。

そちらさんで

話し合いできないですかねー?」


「今言いましたよね?

私は精神病なんです。

何事かになる可能性があるので

お願いしているんですが

来て下さらなくて

何か起きても

私は自分を制御出来ませんよ。」


こんなやりとりをして

何とかお巡りさんが

2人来てくれました。


玄関のドアを叩くと

お母さんらしき人が

開けてくれました。

やっちゃんにそっくりです。


「高見沢と申します。

◯◯◯◯さんいらっしゃいますか?」


「今は留守です。」


仕事を変わっていなければ

在宅のはずです。


部屋の方から

男性がやってきて

お母さんの背後から

覗き混んでいます。


やっちゃん??

これがまたそっくりで驚きましたが

どうやら弟さんのようです。


私は頭に血が上っていたようで

「お巡りさん

嘘だよ!部屋見てきて!」


お巡りさんは確認してくれました。

「居ないねぇ。」


次にお母さんを責めました。

「どこに行った!」

お母さんは私がやっちゃんと

暮らしていた女だという事は

わかったと思います。


「知りません。」

「嘘つくな!」

私は両手で

お母さんの首を絞めました。


お巡りさんに止められて

パトカーに乗せられました。


この時は

まだストーカー規制法が

ありません。


注意されただけで

帰されました。

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