同棲 その7
やっちゃんが
仕事に就いたことを
大変悦ばしく思いました。
仕事は夜から朝にかけて
雑誌や本をコンビニに
配達するための
トラックの運転です。
沢山のコンビニへの配達は
時間勝負です。
重い雑誌を運ぶ仕事で
やっちゃんの手は
あっと言う間に厳つくなり
紙に皮脂をとられるため
ガサガサになりました。
頑張るやっちゃんを
誇りに思いました。
私がバイトから
帰宅して
急いで夕飯を食べて
やっちゃんが出勤します。
朝
やっちゃんが帰宅すると
私が出勤です。
生活のリズムが
真逆になってしまい
会話する時間が少なくなって
しまいました。
それを
埋めるために
私達はセックスをしました。
朝帰宅した後
夜出勤前
私達は
身体で愛を確かめ合いました。