依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

同棲 その5

いつもの晩酌時

やっちゃんは

ミクの事をポツリポツリと

語り始めました。


珍しく酔っていたのでしょうか?


先ず

私にミクだと言っていた名前は

嘘だそうです。

本当の名前はいいませんでした。


私も

今更どうでもいい事です。


驚くべき事は

2人には

一歳くらいの男の子が居たのは

知っていましたが


「親戚に預ける。」と言って

連れて行ったきり

会わせてもらえないし

その親戚が誰で

どこに住んでいるか

知らないという事です。


更に

ミクの両親に

かなりのお金を

送金していたそうですが

一度も会った事がないそうです。


ミクが夜働いているお店も

知らない。


私は

この小説で

ミクはやっちゃんのことを

本当は好きではない気がしたと

書きました。


部長が2人の結婚を

反対した訳も


この話で納得しました。


ミクは何者だったのでしょう??


どこで何をして

何を思っているのでしょう??

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