初めての欲求 その7
施設で仲間に会うと
アドレナリン出まくり?
楽しくて良く喋る。
痩せ薬は止めたけど
捨てられない。
「次回の診察でハヤシ先生に渡します。」
ここで施設長と
一悶着始まりました。
「どうして自分で捨てないの?
何故ハヤシ先生に
捨てさせようとするの?」
「本当に捨てられないんです。
後は高かったこと。
いつかまた飲みたい。という
気持ちがあります。」
「捨てれるでしょ?」
いつも楽しくて優しい施設長
今 目の前にいる施設長は別人、
殺気だっているように見えます。
横に居た仲良しさんが
「私 何回か主治医に渡したよ。」
助け船を出してくれました。
「◯◯さんは自分で捨てられないの。
りょうさんは捨てられるでしょ?!」
「本当に捨てられないんです。
◯◯ちゃんだって
捨てられないからって
言ってるじゃないですか!
何が違うんですか?
私がボーダーだから甘えてるって事ですか?」
「りょうさんは今
(私を受け入れて〜!)って気持ちがある。
薬 施設に持ってお出で。
私は捨てないけど
横で見てるから‥」
私 イラッとしました。
本当に捨てられない。
持ってたらまた飲んでしまう。
スリップしたくない。
ハヤシ先生に託して何が悪いか
わかりません。
違法薬物でもないし
◯◯ちゃんが主治医に
渡したのは違法薬物です。
薬物依存症科だから
持ってくる患者さんも
たくさん居るはずです。
どうして私だけが
目くじら立てて注意されなきゃ
いけないなかわかりません。
私はハヤシ先生の治療が
始まった時に
日本未認可の抗うつ剤を
やはり個人輸入で購入し
飲んでいました。
「捨てて下さい。」
と渡しています。
施設長にはお世話になって
感謝しています。
どうしてこんなに
責められなきゃいけないのか
怒りが湧いて来ました。
私も暴れたくないので
立ち去る事にしました。