ある日の朝

痛ましい事件が起きました。

スクールバスを待つ子供達が

襲われ尊い命が奪われました。

子供達には何の罪もありません。

犯人の男はその場で自殺を図り

死亡しました。

朝の速報で事件を知り

私は号泣しました。

昨今 両親から子供への虐待事件が

余りに多過ぎます。

私は自分の幼少期とリンクして

その後解離する傾向があります。

スタッフからそういうニュースや

動画を観ないよう

言われているのに

何故か観てしまいます。

その日も施設長から

今日はニュースを観ないように

言われました。

その夜はいつも行っている

自助グループの

ミーティングでした。

事件が起きた現場と同じ駅です。

ミーティングは強制ではないので

その日は休んだって良いのです。

現場には行かないようにとも

言われました。

そこのミーティング会場は

お気に入りなので

やはり行く事にしました。

施設の◯◯ちゃんも一緒でした。

帰り道

「私 お菓子でも買って悼んで来るわ。」

◯◯ちゃんは

「私も行く。」と言いました。

彼女は処方薬依存で産後うつを

抱えています。

「大丈夫？」「大丈夫。」

アディクトはこういう行動を

してはいけないのに

やってしまうのです。

わかりきった事ですが

報道関係者が沢山居ました。

私達も声をかけられましたが

一礼して去りました。

既に沢山の花やお菓子が手向けられ

一般の方もいらっしゃいました。

手を合わせ黙祷をしました。

（合掌）