依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

怒りと囚われ その7

「気の済むまで殴って下さい。」


私は躊躇する事なく

無抵抗のパパを殴り蹴りました。


最後に

「私が

治療や施設に行った意味がなくなったわ!

お前が変わらないからだ!

土下座して謝れ!!」


「俺が悪かった。」

パパは土下座をして謝りました。


「気分悪い。帰る。」


帰宅した私は

またまた大きな声を上げて

泣きました。

子供みたいに‥


然し

今までとは違う理由で泣きました。

今まではパパへの怒り恨みで

涙を流して来ました。


(家族として一生見捨てない。)

パパを信じた結果

私は全ての財産を失い

後悔してきました。


それでも嫌いには慣れないし

結果を出さずパパが

死んでしまう様な事があれば

私は死ねまで薬を使うと思います。


帰宅して

まるで子供のように

大きな声で泣きました。


今までと違っていたのは

パパが嘘付いたり隠し事を

した事ではなく

自分の中にまだ

モンスターが居た事です。


私なんかより

酷い生育状況の仲間達との

入院生活を過ごして


自分だけが

施設 自助グループに繋がって

奢っていた事に気付き

情けなくなりました。


私は何も変わっていなかった‥

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