依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

入院生活 その4

待ってました!

同志よ!


覚醒剤依存のRちゃん

30代前半で

タレントさんのように 綺麗な彼女は

とても覚醒剤依存には見えません。


Rちゃんと頻繁に

話をするようになったお陰で

私の記憶力も少し良くなった気がします。


Rちゃんを皮切りに

色々な患者さんと接するようになり

いつからか長テーブルひとつに

集まるようになりました。


最初に話をしたKさんは

気づいたら居なくなっていました。


普通は嬉しくて

「◯日に退院決まった!」と聞きますが

急に居なくなるのは

強制退院が多いです。


当たり前ですが

病棟での喫煙は強制退院です。


しかし

朝6時30分に病院外に出る為に

使用するエレベーターへの扉が解錠

されるのを

喫煙者は扉の前で待ちかまえています。


戻ってくれば

タバコの匂いがします。

看護師さんは黙認です。


ジップロックにタバコとライターを入れて

各々 草むらなどに

隠していると聞きました。

人のを盗む人もいます。


外出Bの方に

アルコールの匂いをさせて

戻って来る方も居ます。


私が入院中には

ありませんでしたが

覚醒剤を使用して戻ってくる猛者もいます。


何故かアルコールと覚醒剤は

強制退院になりません。


ハヤシ先生に聞いたところ

(依存症の病棟だからねぇ)


違法薬物の使用は

病院が警察に通報する義務は

ないそうです。


昔は病院の外に喫煙所があり

売人が来ていたそうです。

酷い話です。


私は1度

外来の飲食が出来るテーブルの

下から薬を取り引きしているのを

見た事がありました。



入院患者さんの話に戻ります。


年配の女性が2人

アルコール依存症です。


20代は自傷行為や摂食障害

市販薬 処方薬依存症です。

息子より若い子になります。

何だか気恥ずかしい。


全体的に

30代が多いです。

30代は

覚醒剤 大麻 アルコール依存症です。



私はこの頃既に49歳。


若い子と話す方が楽しかったし

みんなも

「りょうちゃん、りょうさん」と

相手にしてくれて

中々楽しい入院生活になってきました。

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