依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

最期の名医 その7

Tのバイトは飲まなくても

楽しくやっていました。

(飲まないでも大丈夫‥

は嘘になってしまいますが‥)


あっ!

ハヤシ先生に言われた

薬物依存症リハビリ施設に

行くのを忘れていたっ!


教えられた電話番号に連絡を

しました。

電話番号 場所は非公開なのです。


私が行く施設は

全国に入寮型通所型を含めて

70ヶ所程あります。


中には近隣に理解してもらえず

出て行って下さい等の

抗議を受けたり


女性施設の場合

配偶者の

DV絡みでお子さんと

生活しながら通所している人もいる為の

配慮です、


ハヤシ先生から

「全身刺青だらけのスタッフが

迎えに来るけど心配しなくていいからね。」


私も似たもんですからそこは

気にしません。


スタッフは

皆 薬物依存当事者だそうです。


書いて欲しい書類があるとの事で

朝9時半に最寄り駅で待ち合わせを

しました。


迎えに来てくれたスタッフの方は

長袖を着ているので

見た目では刺青の事は分かりませんが


メガネに黒髪

話し方もとても穏やかです。


施設は思っていたより

広く清潔で

真ん中に大きなテーブルがあります。


書類で書いた事は

どのような薬物をどれだけ

使用したか?しか覚えていません。


10時半からミーティングが

始まるらしく

利用者さん達が集まりだしました。

6人くらい集まって来たかと思います。


少し緊張。


この後

皆さんに紹介して頂いて

私もミーティングに参加しました。


ミーティングは

施設の定義文のようなものを

読み合わせ

その日のテーマについて

一人ずつ話ます。


人の話に

否定肯定はなし。がルールです。


当たり前ですが

何を言っているのか

さっぱりわかりませんでした。


でも

私は(ここに来たい。)と

思いました。


終礼後スタッフから

感想を聞かれ

夜バイトに行っているので

週に2回なら来ることが出来ること。

来たいことを伝えました。


施設では

ノンアルコールビールも禁止だそうです。

強くは言われませんでした。


帰り道

もう一つ居場所が出来た。

気分良く帰宅。


パパにも

楽しそうだったと言いました。

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