依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

遁走 その1

新しい歳が明けて

気持ちも新たに‥とはいきません。


自分がした愚かな行為を反省し

やり直せる気がしませんでした。


毎日

自己嫌悪に苛まれ

思い出して

辛くなればなるほど

お酒とドラッグだけが

拠りどころなのです。


いつしか仕事をする日も減り

お金も底を尽きていました。


どこか

知らない街に行こう。

頼れる人が居ない街へ‥


自分は今まで

生まれ育った場所で

良い友達に恵まれて甘えて

わがままだったから

弱いんだ。


自分の事を知らない街に行って

やり直そう。


もしそれさえ

出来ないなら死んでもいい。

今まで生きて来たことが

おまけみたいな人生だから‥


息子には

「仕事で勤務地が変わることになったから

家のこと頼むね。」

と説明しました。


私が生まれ育った街は

一応都会です。


更に都会に行くつもりでした。

更生施設で一緒だった先輩が

2人暮らしています。


何度も遊びに行った事はありますが

今は先輩達にはそれぞれの

生活がありますから

頼るつもりはありませんし

連絡もしないと決めました。


取り敢えず

ビジネスホテルを3泊予約しました。


お財布には現金が9000円と

クレジットカード


私は何か変わる事が出来るのでしょうか‥

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