可愛い仲間
入院時代
最後まで仲良くしてくれた
SとR
皆 ハヤシ先生の患者です。
退院後
S は遠方の施設に入寮しています。
入寮は大変です。
「帰りたい。」と
かなり辛い様子でしたが
逃げ出すことなく
1年半が過ぎました。
R は違法薬物を止めるために
アルコールで誤魔化すうちに
重度のアルコール依存症に
なってしまいました。
持病があるので
どうにか止めてもらいたいです。
気持ち悪い日も
頭が痛いと言いながらも
朝からお酒を飲んでいます。
夜になると寂しいと
病院や自殺防止センターに
電話をしては
「話にならない💢」と怒っています。
私が何度も施設に電話しておいで…
ミーティングに行こうと
誘っても聞く耳を持ってくれません。
施設長に
「人を変えようとしてはいけない。」
と言われました。
それからは(止めろ)と言う言葉は
使わないでいます。
今日も酔って電話が
ありました。
最近
変わってきたの事があります。
「お酒を止めたい。」と言うように
なったことです。
嬉しいです。
「りょうさんの施設に電話するのも…」
「来いって意味じゃないよ。
私専用施設じゃないしっ
当直の依存症専門じゃない医師や
自殺防止センターのカウンセラーと
話すくらいなら
うちの施設長はスペシャリストだから…」
話下手のR は
「何て話せばいいのかわからない。」
「そのまま言えばいいよ。
何を話せばいいかわかりません。
止めたいけど止められない。
だから困っている。」
止めたぃけど止められない。
だから依存症なんですから…
私とS に出来て
R にだけ出来ないわけないよ。
実は
少し前に同期生が
アルコール依存で亡くなってしまいました。
彼も何度も入退院を繰り返していました。
友達の弟さんもアルコールで
亡くなっています。
依存症は病院の治療だけでは
治りません。
何故なら
寂しさを一人で抱え込んで
その辛さを薬やお酒で
誤魔化しているだけだからです。
人に頼る練習
人を信じることの練習
それがミーティングです。
私も施設に繋がった当初は
誰とも話せず
ミーティングで
3分と話せませんでした。
R まだ死ぬには早い!
共に頑張ろう!