依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

閉鎖病棟 後半


シンナーを吸いながら

精神の崩壊に怯える。


シンナーをやめなくちゃ‥


父に

「精神病院に入院したい。」


両親と学校

教育委員会がどんな話し合いを

したのか

知る由もありませんが


私は両親と担任に

精神病院に連れられ来られました。


私の中で1週間入院したら

いいだろう。と思っていました。


すると担当医師は

「それじゃ短すぎるかな。

2ヶ月は居てもらわないとね。」


そんなに長い入院に

我慢出来る訳がない。


「無理です。

自分で頑張ります。」


「じゃぁ 注射だけ打たせてね。」


うる覚えですが

私は車椅子に乗せられています。


目が覚めると

囲いの無いむき出しの

和式トイレだけの部屋


私は布団に

寝かされていました。


部屋にも扉にも窓は無く

扉の下の方に郵便受けの

ような物があります。

そこから時間になると

トレーに乗った食事が‥


やられた‥


医療措置入院になったのです。


時計がないし窓が無いから

何時なのか朝なのか夜なのか

数日間?をはガッチャン部屋で過ごし

一般病棟に移動。


衝撃的でした。

あの頃薬物依存症なる病名は無く

周りは統合失調症の

おばさまばかり

会話が成り立たないのです。


子供は私と高校一年生が1人。

彼女が

何で居たのかはわかりません。


和室の大部屋が5つくらい?

窓はありましたが鉄格子が‥


男性患者とは別だし

外には一歩も出して貰えません。


ここに居る方がおかしくなる。

流石に私もギブアップです。


面会に来た両親に

「出してくれ!」と

泣きつきました。


結果ひと月居ましたが

薬を飲まされるだけで

何の治療もしません。


シンナーを吸う私もおかしいですが

あんな病棟に居たら

廃人にさせられると

子供ながらに思いました。

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