依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

0からの転機 その3

パパの引越しの日まで

余り時間がありません。


恐らく2週間くらいしか

準備期間がなかったと思います。


施設のスタッフも迅速な

対応をしてくださいました。


以前

区役所には相談済みだった事で

緊急性かあると判断して頂けたのか

私に生活保護受給の認定の

許可がおりました。



私の入院の日がやって来ました。


とても不安です。


パパは本当はどこかに消えてしまい

このまま

捨てられるんじゃないか‥


パパとは色々な事が

ありましたが


(家族として貴女を見捨てない。)


養女になって4年間暮らしました。


男女の関係ではありません。

当初

男友達には

嘘だと言われ

理解して貰えませんでした。


今まで

お付き合いした男性の

誰よりも

こんな頭のおかしな私との生活に

よく耐えてくれました。


実母とも生活出来ない私と‥


入院に必要な荷物をまとめて

午前中に

病院へ向かいました。


パパと私は

出掛けるときに必ず

「love you!」とkissをします。

これを忘れると私は怒ります。

こういう所も未だ

3歳児そのものです。


お別れの時が来ました。


パパは

「大袈裟だな。すぐに会いにくるよ。」

行ってしまいました‥


ここからまた

私の記憶がありません。


入院病棟の看護師さんの

後日談です。


「高見沢さんが外来に到着したからと

連絡があったから

外来まで迎えに行ったの。


荷物はあるけど

高見沢さんが居ない。


タバコでも吸いに行ったのかと

探して見たけどいなくて‥」


病院は禁煙です。

(喫煙者は病院の迎えに

山がありのですが

階段を

登った辺りで吸っています。

これも禁止ですが黙認といった感じです。)


私はこの頃には

タバコは止めています。


私はどこで何をしていたのでしょうか?


後日

「入院嫌だ!」とパパにゴネたのではないか

と聞いてみたのですが

電話もかけていないようです。


(解離遁走)と言う症状があります。

ストレス 緊張で

どこかに消えてしまう。

短時間から数ヶ月の場合も

あるそうです。


看護師さんが

しばらくして

私を見つけてくれました。


薬物依存症の2B棟での

入院生活が始まります。

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