依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

施設復帰 その4

施設は毎日通所して

プログラムをこなす事で

回復への効果があります。


理想は2年〜5年。

それより早い仲間も居ます。


薬物依存症

私の場合は多剤服用になりますが


中でも覚醒剤やコカインは

1度の使用で

脳は報酬を記憶してしまいます。

それは

一生消える事はありません。



欲求とは一生闘っていかなければ

いけないので

完治はありません。


幻聴 幻覚が突然現れる事も

あります。


欲求に負けない。

スリップしない為に

自助グループに通い続けます。


施設のプログラムを終えても

再使用してしまい

再び戻ってくる仲間もいます。


10年間

入寮 入院 通所を繰り返す

仲間も居ました。

現在障害者枠で

就労を成し遂げた仲間は

回復までに10年かかったそうです。


悔やまれるのは

命を絶ってしまう仲間です‥


私は自分の10年後のクリーンが

全く想像出来ません。

単純に計算すると

薬物使用期間が30年

30年やめられたとして70歳越えです。


以前70代で覚醒剤を再使用した男性が

逮捕されたニュースを観ました。


正直言ってそこまで高齢になっても

やめられないないなら

やらせといてあげれば‥

と思ってしまいました。


ハヤシ先生から

言って頂いた

施設のスタッフになる日は

まだまだ見えません。


ハヤシ先生に

「アルコールは一生飲めないのですか?」

と質問したら

「80まで飲むな。とは言わないけど

もう一生分飲んだでしょう。」

笑われてしまいました。

これって一生飲むなと捉えないと

いけない感じてすね。


そんな頃

施設から安定した生活の基盤と

通所出来る環境の為に

(生活保護)の申請をした方がよい。

とアドバイスを受け

スタッフと区役所の相談窓口に

行きました。


生活保護の事など

全くわからないし

就労していない自分が

お国のお世話になる事に

抵抗があります。


この時は

話を聞きに行って帰りました。

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