依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

真実からの変化 その1

初めての自助グループは

地元ホームでありながら

最悪の場でした。


あんなミーティングに

何の効果があるのかと

憤りしかありません。


でも ハヤシ先生が

「行きなさい。」と言われたからには

何かあるはずです。


もう一度行ってみよう!


今度は地元の入寮施設に直接連絡をして

施設で待ち合わせをしました。


入寮施設は後から知った事ですが

男性のみです。


電話の対応は好印象でした。


施設から6人くらいで

会場まで地下鉄で移動

女性は言うまでもなく私1人です。


電話の対応が良かったので

雑談でもしながら‥と勝手に

思っていた私‥


ところが移動での私語は全くありません。


会場では誰一人として

私に話しかけてくれる人もいません。


何なんだよ!

また憤ってしまいました。


そして

その憤りは薬への欲求になり

私は再び売人から薬を買い

使用してしました。


前回と同じで

快楽が得られるのは最初だけ‥


その後はずーっと罪悪感に

囚われ泣くばかりです。


(死にたい。死にたい。

生きてる意味がわからない。)


どうして止められないんだろう‥


そして

ふと思いました。

(親友マドカに別人格の私を

隠しているからかもしれない。)


マドカとは同級生ではありません。

年齢もひと回り歳下です。


同じ職場で働いていて

顔は知っていても

話をするようになるまで

かなり時間があったと思います。

話をするようになってからは

大変相性が良かったようで

この頃で付き合いは

5年くらいだったと思います。


地元を離れるまでは

楽しくやっていたので

わざわざ私の辛い生い立ちや

何をしてきたか等

一々話すことでもないと

話したことはありませんでした。


マドカは薬物なんて無縁の人だから

話して怖がられるんじゃないか‥

気持ち悪いと嫌われるんじゃないか‥


嘘つきで臆病な私は悩みました。


(話そう!真実を‥)


ある日うちに来ていたマドカに

「話していなかった事があるんだけど

嫌だと思ったら

付き合いをを止めてくれていいから‥


私 覚醒剤を使ってきたの。

アルコール依存症の治療と一緒に

薬物依存症の治療もしているんだけど

止められなくて苦しい。」


生い立ちや元彼にしてきた

異常な行動も話しました。


「今まで黙っててごめんね。」



マドカから

想像もしなかった言葉が

返ってきました。

彼女は驚くこともなく

「私

気づいてあげられなくてごめんね。

これから一緒に頑張ろう。」

と言ってくれたのです。


こんなに素敵な親友マドカを

裏切ってはいけない。


絶対に止めてやる!

×

非ログインユーザーとして返信する