依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

境界性人格障害 その8

相変わらず

我が家の経済苦は深刻です。


ある日パパが

「りょうのマンション 住まないなら

賃貸物件で貸すとか投資した方が

良いんじゃない。」


ムカッ!(怒)


私自身生産性の無い人間で

融資がどうとか知識も無いです。


マンションは

学歴の無い私が

それなりに努力しながら懸命に働いて

手にした唯一の財産です。


そして何よりも母親失格の私が

息子の為に残せるものです。


然も息子住んでるし!


「私はパパの養女だけど

息子はパパとは関係ない。ほっとけ!」

怒りました。


息子は契約社員で

彼なりに不安もあるかと思います。

朝早くから夜遅くまで

真面目に働く息子を私は偉いと

思っています。


パパは息子の仕事についても

こっちに出て来て

近所の会長さんの会社で

働いたらいい。と口出ししてきます。


息子の事まで考えてくれる事は

有り難く思いますが


先に私の病気でしょ?


私は相変わらずキレるし

ドラッグの使用

飲酒問題。


「パパ 入院したい。」


一緒に病院に行き主治医に伝えました。


病院はスマホ禁止。

外出禁止。


私は怖気づいてしまいました。

何故なら中学生の頃の

閉鎖病棟のトラウマです。


医療保護入院でパパの承諾書が

必要です。


「りょうはどうしたいの?」

パパはインターンで精神科への

研修の経験があり

今でこそ日本の精神医学は

変わりつつありますが

アメリカと比べたらまだまだ遅れていると

入院する事には反対していました。


ビビリの私は泣きながら

「パパと帰りたい。」と入院は

止めました。


その後

通院も止めました。


私は何とかならないものかと

ネットで調べて見ました。


3時間ほど離れた山奥に

境界性人格性障害

専門の施設があり見学に行きました。


施設長と3人で面談をして

言われたのは

「お義父さん

娘さんはこのままでは

本当に死んでしまいますよ!

と熱弁し始めました。


施設はマンションを一棟所有していて

個室で生活しながら

農作物を作ったりするそうで

基本自由です。


私はそれでは

危険ドラッグをネット注文する

妙な自信があると思ったし

田舎苦手だし

費用はひと月30万円。


施設長胡散臭い。


ここも私が居る場所じゃいと

帰りました。


次に境界性人格性障害や様々な

精神病の解説本で有名な

クリニックに行って見ました。


女性の医院長には診て貰えなかったのですが

私の担当主治医は30歳前半の

女医さんで巻き髪にマツエク

そのチャラさも嫌だし

経験値もなさそうで信頼する気にもなれず


「お前に何がわかる!」と罵倒し

2回通院しただけで止めました。

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