依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

息子と‥ その3

その晩も遅い夕飯時でした。


「母さん

俺のお父さんっているの?」


「会いたい?」


「居るなら‥」


息子の父親との事は(早婚)に

書きましたが

息子が産まれてすぐ‥


私は今となっては

家族生活などなかったと

思っています。


私は息子の父親の浮気に

全く気づいていませんでした。


私の男性への

異常な愛し方は

このブログを読んで頂いて

私が如何に

猟奇的であるかは伝わったかと

思いますが


私は息子の父親にも

酷い復讐をしています。


父親は浮気相手の実家に

転がり込んでいました。

ヒモ気質なんです。


きっとあちらの親御さんは

婚姻していることも

子供がいることも知らなかったと

思います。


私はまだ

ヤンチャ臭残る若気の至りで

友人の協力の元

浮気相手の自宅へ行き

浮気相手を拉致しました。


軟禁して父親に連絡させ

ファミレスに呼び出しました。


息子は生後7カ月くらいだったと

思います。

お腹を空かせて泣き出しました。


父親に

「ミルク買ってこい!!」


「その前に彼女を返せ。」

と言いました。


私の中のモンスターは制御不能です。


履いていたパンプスを脱ぎ

父親の脳天目掛けて叩きつけました。


血が飛沫のように

吹き出しました。


流石にヤバイと思い

私が父親の車を運転して病院へ

連れて行き

その後

働いていたキャバクラの寮に

父親を連れ帰りました。


翌日の夜

「私

仕事だからひーくん見ててよね。」

と出勤しました。


営業中

父親から店に電話があり


「ひーくんは

託児所に預けたから‥」

父親は彼女の元へ戻って行きました。


ひーくんには

記憶にあるわけないですが

ひーくんと父親が会ったのは

その日が最後です。


私は

ひーくんに父親のことを

一言も話したことがありません。


写真の一枚もありません。


話せる美談がないからです。


ただし いつか

ひーくんが父親に(会いたい)と

願うなら

必ず探し出すつもりでした。

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