依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

生き辛さから逃げる その8

お金がなくなれは

薬が買えない。


だから風俗店で働く。


メンタルがやられて

その生き辛さから逃げるため

ドラッグを使用する。


負の連鎖でしかありません。


そんな頃

私の生まれ育った町で

大きな祭りがあるのですが


その日は同じ中学校に通った

同級生とのちょっとした

集まりになっていました。


集まると言っても

10数名くらいなんですが


その中でも小学六年生から

一緒に悪さをしてきた

トモヒコと私は

大親友です。


トモヒコは現在

反社会勢力に身を置いています。


トモヒコはめちゃくちゃ

情に厚く

人を傷つけたり

するようなことが出来る

男ではありません。


私が風俗に向いてないのと

同じくらい

その世界に向いていないと思います。


トモヒコの家はお金持ちで

小学生の頃から

勉強も出来て

スポーツ万能で

不良になっても

誰からも人気がありました。


誰にも分け隔てなく

接するし

2枚目でユーモアのセンスも

抜群です。


残念ながら

反社会勢力に身を置くように

なってから少しずつ

集まりが悪くなりました。


仕方ないです‥


二次会三次会と飲み倒し

最後は私と

トモヒコの事が大好きな

ササキが残り

トモヒコんちで宅飲みを

することになりました。


トモヒコは離婚したのですが

独り身になってから

彼が暮らす部屋に行ったのは

その晩が初めてでした。


目敏い私は

テーブルの上にある

大麻の吸引器具を発見


「何アレ?」


「仲の良いブラジル人が教えてくれた

(合法ハーブ)だ。」


後の

(危険ドラッグ)です。


このドラッグとの出会いが

この先の私の人生の

ターニングポイントとなるとは

思いませんでした。

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