依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

入院生活 その8

引き続き

認知行動療法について書きます。


その前に

入院中 私が外せなかった時間

午前中の

ラジオ体操と転倒防止体操についてです。


残念ながら

患者さんには

鬱も抱えていらっしゃる方も多いせいか

人気ないんですよ‥


男子病棟の食堂前で

行われるのですが

いつも5.6人といったところです。


女性は大抵私と看護師さんだけです。


以前30代のHちゃんを誘ったら

転倒防止体操で転倒して

(絶対にやらない!)と

憤慨していました。笑


私は思考が変わっているのか


転倒防止体操のDVDは

入院している病院で

働いている看護師さん

事務局の人たち 検査技師さんなど

病院勤務オールスターズ


ラスボスは何と医院長が登場します!


それが何だかおかしくて‥

楽しく参加していました。



午後からは日替わりで

認知行動療法です。


こちらも中々人の集まりは良くないです。


看護師さんが

部屋まで声掛けにきます。


認知行動療法は認知に働きかけ

気を楽にする精神療法で

認知→ものの受け取り方。考え方。


ストレスを感じると悲観的に

考えがちになって

問題を解決出来ない心の状態に

追い込んでいきます。


ストレスに上手く対応出来る

心の状態を作っていくそうです。


私も興味を示すものは参加しますが

苦手な事はやりません。


参加を心がけていたのは

軽い運動


子供の頃に書道だけは

習わせてもらっていて

手前味噌になりますが

そこそこ書けるので書は参加しました。


読書。

私は自分の病気について知りたいので

ハヤシ先生が研究された本を

取り憑かれたように読みました。


物作り。

得意ではありません。

他の子の作品が素敵で挑戦して見ました。

今も大切に置いてあります。


1枚目は私が作った小物置き

千代紙を貼ってニスを塗るだけです。


2枚目はフエルトの

クリスマスツリー


これは

入院中に

私が1番衝撃的でショックを受けた

生い立ちを話してくれた

横綱級シャブ中のSが

私に‥と作ってくれたものです。


Sはとても優しい。


主治医が一緒なんですけど

退院後は遠方の入寮施設に行くことが

決まっていました。


これを見るたび

(Sがしゃぶやりて〜って!

戦ってると思うね。

ありがとう。)と言いました。

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