私の頭がおかしいのは

当然自覚していますが

パパの思考回路も

よくわかりません。

私はマドカとパパさんと

過ごす時間を選び

ちょくちょく

地元に帰るようになりました。

パパさんは

週末しかやって来ません。

平日の私はドラック三昧になって

いました。

生きていることが

どうでもいい事に

変わりはありませんでしたが

この頃はまだマシでした。

お金がある。

この頃

トモヒコの家で使っている時は

まだ楽しく使えました。

然し

ずっとトモヒコといる訳では

ありません。

自宅には仕事の合間に

マドカがよく遊びに来てくれました。

私は親友のマドカが居る時間でさえ

別の部屋でドラックをキメていました。

最低です。

パパのする事に

腹が立って仕方ないし

私の大切なものは

どんどん無くなっていきます。

それなのに

パパから離れられないのは

私がパパに依存しているからです。

だから

どんな状態であろうと

パパのところへ帰ってしまいます。

マドカはいつも新幹線の駅まで

送ってくれました。

ホームから見る月をみて

マドカも同じ月を見ているかな？

といつも泣いていました。

（絢香さんの三日月です）