依存症の仲間と共に

薬物アルコール依存症。境界性人格障害。解離性障害。養子縁組。

罪からの安寧 その1

まさかの逮捕状により

手錠をかけられ

女性の刑事さんが

私の腰縄を握った状態で


2名の男性刑事さんと共に

パトカーではなく

普通車に乗せられ

留置所に移送されました。


新しく出来たばかりの

留置所は女性専用でした。


定員数以上の収容状況で

四畳で3名収容の中

私は何故か1人でした。


日中は意外に冷静でした。


しかし

時間が経って

自分が

逮捕された事実にパニックになり

暴れ出しました。


喚き散らし

壁に頭を打ち続けました。

残念な事に

壁はクッション性の材質で

怪我をするようなことは

ありません。


舌を噛み切ろうと

試みましたが

これも中々上手くいきません。

少し出血した程度で

口内が錆び臭くなっただけです。


余りに騒ぐので

どこからか

「うるせーよ!シャブ中!」と

言われました。


「シャブ中じゃねーよ!」と

言い返しておきました。


しばらくすると

刑務官が房を開けに来て

「病院に行くから出なさい。」と

言われました。


外は暗かったので

夜だったはずです。


メンタルクリニックに

通院していると話したからだと

思います。


精神科で診察を受けました。


病院から戻り

今度は精神科医がやってきて

面談しました。

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