パパがとんでもない事を言いました！

「マンションの名義をヒイくん（息子）の

名義に変えて形だけでいいから

売却するって事にしてくれないかな。

利息が低くなるんだ。」

まーこのクソ親父の

頭はウジでも沸いとるんか！

（言葉が悪くてすいません）

私は頭が悪いので

どういう仕組みかわかりませんが

説明も聞きたくありません。

「お前最初何て言ったか覚えてんのか？

会社が軌道に乗って行くのは2年くらいって

言っただろうが！

2年が3年になるのは

仕方ないとしても

利息延滞って何なんだ！」

「どうしても 助けて欲しいなら

テメェで頼め！」

私はヒイくんは絶対に

断ると思いました。

忙しい中話し合いの時間を

取らせるのは

大変気が咎めましたが

2人ヒイくんの元に向かいました。

お金の事に詳しいマドカにも

お願いして来てもらいました。

私は狡いですが

ヒイくんの前で

暴れたり泣き叫んだりする姿を

見せたくないので

自分の部屋に引きこもりました。

リビングは襖一枚で仕切られて

いるだけなので

話は全部聞こえます。