私の母は

自宅を改装して

洋裁を教えていました。

私が学校から帰ると

まだ生徒さんがいます。

一人っ子の私は

母にかまって欲しくて

よくちょっかいを出しました。

母から竹の物差しで

叩かれます。

目の小さい私に

糸切りバサミで切ってみたら

大きくなるかな？

よく言われました。

母を怒らせたときには

裁ち鋏で

髪を切られました。

家庭科の宿題の

パジャマが上手く作れない事を

責められ

母の作ったパジャマを

持たされました。

裁縫は私にとって

恐怖です。

そんな理由から

ずっと手芸プログラムを免除

して頂いていました。

１年前のレクリエーションが

きっかけで

ピアスとレジンが作れるように

なったのです。

仲間が丁寧に教えてくれたお陰です。

未だミシンも使えない私ですが

コロナ騒動で

施設のイベントの予定が延期になり

普段お世話になっている

支援者の方々に

手作りマスクを贈ることに

なりました。

ミシンの調子が悪く

仲間の一人が

手縫いをしていました。

まち針にハサミ…

母を思い出します。

私もマスクを作りたいです。

マスクを作れたら

裁縫のトラウマは

仲間との楽しいｷﾞ⬅m(__)m作業の

思い出になる気がします。

裁縫の得意な○ちゃん

いつも嫌な顔ひとつ見せず

丁寧に教えてくれてありがとう！